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2012年8月18日 (土)

声という楽器。

この間のレッスンが終わってからのお話。
レッスンの後は、たいていアフターアワーズがありまして、
これがわたしにはとっても勉強になる時間

先日は「声は正直な楽器である」という話が出ました。
歌い手のその時の気持ちや状態が声に出るのはもちろん、
人の前で歌うその日までに何をしてきたか、
つまり、音楽に対してどのように向き合ってきたかが如実に出る・・・と。
理想とする音楽があるのなら、
音楽の神様に少しでも近づきたいと思うなら、
そのための努力を怠ってはいけない。
楽器・歌は関係なくて。
そして、どのように普段音に向き合っているか
声を聴けばすぐにわかる、というお話でした。

しかも、その話がヴォーカリストではない方から出てきました。
ああ、やっぱりそうなのね・・・
そうだろうとは思っていましたけど、
改めて日々の努力を続けようと、肝に銘じた次第です。

そういえば、先日のワークショップでは
「声は楽器の中で一番繊細な楽器だ。
他の楽器はそのことを頭に入れて、ボリュームや音の出し方を考えた方が良い」
という話が出てたなあ。

カサンドラ・ウィルソンの歌うQuiet Nights of Quiet Stars (Corcovado)。
カサンドラみたいに元々独特の声を持っている人でもやはり、
その時の状態で歌・声が変わるんだろうか?
なんてことを疑問に思ったりして・・・。
あ、そうか。
いつでも同じ状態をつくることはできても、
ステージングは間違いなく変わるわね。(思い当たる所あり。

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ジャズヴォーカル修行」カテゴリの記事

コメント

 私もそう思います。「ひとの心を揺さぶること」にかけては、「声」の右に出る楽器はない、と。

 オペラなんかの楽曲を、楽器だけで演奏する、あるいはそれを聴く機会というのは結構あります。やはり合唱が入ると別物になります。それがソロでなくても。順番通りには、「合唱を省けば別物になってしまう」と言うべきですね^^;。逆に、本来合唱が入っていない曲に合唱を加えて、さらに感動的な演奏になる例もあります。

 それに、いろんな楽器(の奏者や教則本)が「この楽器はひとの声に一番近い音が出る」と主張しています。実際にどれが一番近いかはさておき、このこと自体、「声」が素晴らしい楽器であることを証明していると言えるでしょう。

投稿: ΨホルホルΨ | 2012年8月20日 (月) 11時03分

♪ホルホルさん

コメントありがとうございます。
わたしは管楽器は人の声に近いと思います。
呼吸が大事だからかな。

この間参加したジャズのワークショップで面白い話を聴きました。
「ボーカリストは楽器のように声を出したいと思い、
楽器奏者はボーカリストのように音を出したいと思うのだ。」
あー、まさにそのとおり!と納得しました。

わたしはほんとにボーカルものが好きで、
人の声が好きなんだなあ、と実感するのですが、
それと同時に楽器みたいに声が出せたらなあ、とも思うのです。
キーの制約からかなり自由になるし、
調整が楽だし・・・。
楽器用に書かれた曲で素敵な曲がたくさんあって、
それに歌詞をつけたヴォーカリーズというジャンルもあるのですが、「別物」「まがい物」なんて言われることがあるし。(苦笑)

互いに相手の魅力をよくわかっているから、
相手に近づきたいという気持ちがあるのでしょうね~(^^♪

投稿: niko | 2012年8月20日 (月) 21時18分

 昨日だったかな、日本のヴァイオリニストがドイツ入国時に楽器(ガルネリだとか)を没収されたニュースがありました。その時、他のガルネリの音を聴かせてくれた専門店の店主が、「ヴァイオリンは人間の声に一番近い音が出る楽器で…」と曰うてました(^^)

投稿: ΨホルホルΨ | 2012年8月24日 (金) 11時44分

♪ホルホルさん

そのニュース、見ました!
返してもらったのかなあ。。。

それにしても、なんだかおもしろいですね。
いろんな楽器(というかそれを扱ってる人達)が「我こそは人間の声に近い楽器である」と言ってるのが。
わたし個人としては、管楽器が一番人の声に近い楽器だと思ってます。
なんたって「呼吸」が必要ですもんね~~(*^_^*)

投稿: niko | 2012年8月24日 (金) 13時21分

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